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電流センサーとは

電流センサーとは、その名の通り「電流を測定する」ことができるセンサーです。

しかし電気の知識が少しある方ならわかると思いますが、「電圧」は比較的簡単に計測できますが、「電流」は線の中を流れているわけですから中々計測するのが面倒なのです。

オームの法則より 電流I = 電圧V / 抵抗R ですね。

つまり「電圧」と「抵抗」が分かれば「電流値」が分かるのです。

一般的には「シャント抵抗」と呼ばれる抵抗値が小さな抵抗に電流を流し、その両端電圧を測ることで電流値を求めます。

電流値

これは非常に簡単な方法ですが、色々なデメリットがあります。

・抵抗に電流が流れるため効率が落ちる(電力ロス)
・電流が大きい場合は抵抗が発熱する
・配線を切ったり、繋げたりで面倒
・感電の危険

そこで電流センサーの出番です。
電流センサーは測定対象の電線(1次側)と非接触で測定ができるため、安心、安全、簡単に電流が計測できる大変優れたセンサーなのです。

電流センサーの基礎知識

電流センサーと言っても、色々な形、方式のものがあります。

CT(カレントトランス)型

交流の電流を安価に測定したい場合に用いられます。

電線をコアに通し交流電流を流すと、磁束が発生し磁性体コアにより巻線比に応じた電流が発生します。その電流を抵抗で受け、その両端電圧を計測します。電圧は電線に流れる交流電流の大きさに比例します。
磁性体コアは透磁率の良い珪素鋼板やパーマロイが利用されます。

CT(カレントトランス)型

この方式は主に50Hz/60Hzの商用電源の電流計測で利用されます。
コアに線を巻くだけなので安価ですが、交流しか測れないのが弱点です。
また後述するホール素子型と比較して、安定までのスピードが遅い、誤差が大きい、サイズも大電流となると大きいなどのデメリットがあります。

ホール素子型

ホール素子という、電流の周りに発生する磁界をホール効果により電圧に変換してくれる素子を利用した電流センサーです。こちらは直流、交流、パルス電流も測定ができ、また高い周波数(〜200KHz)まで測定することができます。

ホール素子型

ホール素子から出力された電圧は小さい(数十mV)ので、アンプで増幅する回路が
内部に組み込まれています。ホール素子と増幅回路が内蔵されたICを「ホールIC」と呼び、ホールICを利用すると内部がすっきりし小型化できます。

ホール式電流センサーは交流も直流も測れるので優れていますが、デメリットもあります。

・回路が内蔵されている分コストUPである
・外部に電源を用意する必要がある
・温度特性、直線性に注意が必要

アコンの電流センサーは、CT方式(交流電流センサー)は扱わず優れた特性を持つホール式電流センサーに特化しています。また更に独自の専用ICにより、低温度ドリフト、自動オフセット、広い動作温度(-40〜105℃)の高精度、低価格の電流センサーを実現しています。

CT方式(交流電流センサー)

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